輝け元気!アーカイブス相談事例

相談事例アーカイブ

過去に「オープンカウンセリングルーム」で相談にあった内容をまとめています。

保護者からの相談

不登校一ヶ月半小2男子の母

アウル

はじめまして。不登校1ヶ月半になる小学2年の母親です。 今、一番困っているのは、お世話になっている私の実家の両親とのおりあいです。不登校になるまで住んでいたアパートには絶対に帰りたくないという(同級生がいるので)子どもの意見を思い、身の回りのものだけもって家族でお世話になっているのですが、おじいちゃんが昔の人で、私が、過保護だからこうなったんだとか、甘やかしすぎるとか、批難します。 私は、できるだけがまんして明るく子ども達に対応していますが、とっても悲しいです。どこかに引っ越そうかといっても子どもはいやだといいます。それからもう一つ、3歳になる弟がいますがずっとおにいちゃんが家にいて、お母さんをとられちゃう気がするのでしょう。私から、全く離れなくなってしまい、おばあちゃんに預けることもどうすることもできません。おにいちゃんにも向きあいたいし、そうすると弟もやきもちを焼きます。順番だよといっても、なかなか二人ともきいてくれません。

すみません、もうひとつ、お兄ちゃんは、とにかく毎日何かをほしがります。小さいおもちゃや、お菓子や、とにかくスーパーやローソンにいって買いたがります。我慢させるのにひとくろうです。

まるで私を試すようにだだをこねます。断ると、プイとして、すねてどこかに隠れてしまいます。何かいい方法はあるでしょうか?普段はゲームをやったりビデオを見たり好きなことをさせていますが、おとうとが全てそれに付き合っているので困ったなと思っています。そろそろ同年代の子ともあわせてやりたいなと思いますが・・(保育園等には行っていません。) おにいちゃんは、今、本当に落ち着きがなく何をやっても長続きしません。ゲームやビデオはわりと長くやっています。それから夜になって弟がねてしまうと私やおとうさんと遊びたがり、付き合いますが、12時ごろになってようやく寝るという生活です。ですからあさも起きるのが9時を過ぎてしまいます。 どうぞ、良いアドバイスをお願いします。居心地をよくして安心させてあげたいのですが、なかなかうまくいきません。

大門

小学校2年生と3歳の兄弟、ただでさえ仲良くさせるのは生やさしいことではありませんからね。うちでは、小学校4年生の兄と3歳の妹ですが、6歳も歳が離れていても、親の愛情の奪い合いです。

実家のお爺ちゃん、お婆ちゃんとの折り合いの問題ですが、日常のやりとりの中ではなく、一度時間を作ってじっくりと話をしてみたらどうでしょうか。子供たちが寝入ったあとにでも、子育てについてご主人も交えて、本音のところを語り合う必要がありますね。これをしないと、小言や叱責は止まらないのではないでしょうか。 お互いに相手の言っていることを十分に理解し、自分の言いたいことも十分に理解してもらうと言うことで、お互いの苦労を理解し合うと言うことが一緒に生活していく基本ですからね。

下のお子さんは保育園に行かせることをお勧めします。最初は保育園での朝のお別れがつらいですが、子供はいつまでも泣いているようなことはありません。お迎えに行く時間には、他の子達と元気に遊び回っているようになります。ここが大切なポイントです。ぜひ保育園か幼稚園に行けるようにしてください。 下のお子さんが保育園に行って、手が空いたら、今度はお兄ちゃんの方ですね。基本的にはお兄ちゃん病ですね。弟に愛情をとられて、今、愛情に飢えているのです。ものを欲しがるというのも親の愛情を試しているのですし、親の愛情を量っているのです。 ですから、ものを買い与えるのではなく、自分が両親から愛されていると言うことを十分に理解させる事を最優先で考えなければなりませんね。 ここで大切なのはお父さんの働きです。仕事の働きではなく、家庭での働きです。お母さんの実家にお世話になっていると言うことで、子供に対する親の影響力を発揮できていないと言うことはありませんか?

お母さんも、お爺ちゃんも、お婆ちゃんも、子供の前では、子に対する父親の権威と役割に敬意を払って、父親を尊重するようにしたいものですね。 お父さんがお休みの時には、公園に行くとか河原に行くとか、お兄ちゃんの世話はもっぱらお父さんに見てもらいたいものです。父子キャンプなんかとてもいいですよ。 お兄ちゃんから見て、「ああ僕はこんなにパパから可愛がられているのだから、ママが弟の世話をしていてもしょうがないや、それに僕はママよりパパの方が好きだから」と感じるところまで、お父さんが頑張らなければならないと思いますよ。 お父さんの愛情が伝われば、お兄ちゃんはお父さんの言うことを聞くようになります。自分にとってお父さんはお母さんと同じように、それ以上にかけがえのない存在だという事が分かるようになるからです。

こうなれば、学校に行かなくて家に居るからと言って、なにも居心地を良くしてあげる必要はないのです。居心地が悪くても、親の愛情が信じられれば、子供はたいていのことに耐える力があります。

正直のところ、お兄ちゃんが学校に行けるとか行けないとかいうのは、大した問題ではないと思います。その前に、ご両親と子供たちとの強い絆を築いて行って欲しいと思います。特にお父さんとの。 この一点がうまく行けば、お兄ちゃんはやがて学校に戻りますし、下の子も保育園から普通に小学校に進んでいけると思います。 ここがうまく行かないと下のお子さんも学校に行けなくなる可能性大と言わなければなりません。 アウルさん、それからアウルさんのご主人様、今が頑張りどころですよ。 友達みたいな父親であってはいけません。子供は、大きい人、強い人、ちょっと怖い人から、理解され可愛がられたいのです。 ご健闘を信じています。

アウル

さっそくのお返事、本当にありがとうございます。じっくりとお父さんと読ませてもらいました。確かに今、お父さんは少し遠慮している所があります。私もお父さんに対して、歯がゆい所がありましたが、少し反省しました。今日、土曜日はお休みでずっとお兄ちゃんについて遊んでもらえました。でも本人に言わせると随分といままでも一緒にいるけどなあ、なんて言っていましたが・・・。 弟ですが、実は4月にしばらく近くの保育園にいったのですが、あまりにもひどい分離反応がみられたので、園長先生がまだ3歳になったばかりだし、もう少し様子みますか?と言われたのです。それきりいってなかったのです。こういう経路をみると本当に私自身に問題があるようです。(親子で、特に母がカウンセリングをうけたいです。)もう一度相談にいってみます。お兄ちゃんの今の症状も私たちが変わればきっとかわってくるんですね。たいせつなご意見ほんとうに感謝いたします。ありがとうございました。

行方不明になった娘中2女子の母

コロンの母

娘がいなくなりました。 今日学校のカウンセリングを受ける事になっていたのですが。大門さん何かご存知でしょうか。このページを先程、見つけました。どうぞ、お返事下さい。お願いします。

大門

コロンさんのお母様へ
いつからいなくなったのでしょうか?わたしの方へはなんの連絡もありません。無事だと確信していますが、お帰りになったらお知らせ下さい。お待ちしています。

コロンの母

連絡がとれました。ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。これから、迎えに行って来ます。また、あらためてご連絡させていただきます。

大門

良かった。無事を信じてはいましたが、ほっとしました。ぐっすり眠る事にします。

コロンの母

昨日はご心配お掛け致しまして申し訳ありません。 夏休みの自由な時間とインターネットで知ったフリースクールの影響なのでしょうか、前半はきちんと宿題をしていたはずが、8月後半には、学校へ行く気力を無くし、気持ちが揺らいでいた事が、このページと最近の行動でよく分かりました。 もうすぐ学校が始まるという頃になって、以前よりはっきりした娘の登校拒否意識に親は戸惑っています。昨日は静岡のフリースクールに向ったとの事です。行けなかったという事ですが。こんな行動は初めてですが一昨日、私もフリースクールの話しを聞いた時には、動揺してひどい事も言ってしまいましたので、出るしかなかったのかも知れません。 悩みは聞いて上げているつもりですが、まだ隠している事もあるような気がします。とにかく今この状態では、ただ楽そうな方向へ逃げているようにしか思えません。昨日私だけがカウンセリングを受ける事になったのですが、やはり今この現状でフリースクールと考えるのは、娘の将来にとっても、決して好ましくないのではないかという話し合いになりました。人生、困難な事はいつもついてまわります。でもそれを乗り越えなければいけない事を子供はまだ知らない。だからこそ今、安易な方法ではなく、自分の気力で乗り越えて欲しいと願っています。まだ頑張れる余力はあると思っています。3月まで頑張って、他の学校を受験する事を考えるとか... そろそろ娘が起きてきそうです。長くなって済みません。この書き込みは他のお子さんに良くない影響を与えそうですので、削除して いただげればと思います。昨日の物も。 私は週4日程仕事をしていますので、娘がパソコンに向う事への不安もありますが、もしまた娘が大門さに相談をするような事がありましたら まだ前向きになる余地はあると助言していただければと思います。 私の書き込みに大門さんの経験から来る考えと違うものがあれば、教えていただければとも思います。 親の勝手なお願いになるかも知れませんが宜しくお願いします。 それでは、失礼致します。

大門

親の思いというものをここに来ている子供たちに知ってもらいたいので、お母様の書き込みは削除しません。お許し下さい。 コロンさん、嫌な学校から逃げ出したいだけなのでしょうか。 私は、何か大切なものに目を向けているような気がするのですが。

子供のこころの中高1男子の父

へいパパ

初めてお便り差し上げます。今年の4月に高校に進学した、男子の父です。子供は、将来エンジニアになりたいという夢があるようで新学校を目指し、希望通り入学することが出来ました。4月から順調に通学し、部活にも参加し順調な毎日を過ごしていたのですが、6月ごろから「勉強が大変」と言うようになり、朝も起きるのが遅れ気味になり、ついには週に一度ほど休み、6月末頃から学校に行けなくなりました。

状況については、学校に連絡し、「あまり無理せずに」「いつでもかまわないから、来れるようになったら来させてください」「友達も心配してる」と言っていました。

このことを、子供に伝えたら、なにやら少し安心したようで、以前より明るくなったくらいです。母親に子供が時々言うことには、「本当の理由は、人間関係のようで、異性のグループに無視されだした。」みたいです。

小学生5年生ごろ、本人が友達と喧嘩をし、傷つけてしまったことがあり、そのころから「自分を隠し、周囲を気にし、疲れるようになった」ようです。つまり神経質な子供です。

ただ、今はこれが本当の理由かわかりません。子供は、学校に行かなければならないと言う気持ちはあるようで、時折、学校のことを気にして「模試は、受けなくてもいいか」なんて言います。不登校の今は、規則正しい生活をさせ、学校に行くよう強く勧めたりしていません。

ただ、このままでは「ずるずる」となり、余計に学校に行く機会を逃しそうです。 背中を少し押してあげたほうがいいのでしょうか?今後どのような対応をしたらいいのでしょうか?

大門

へいパパ様、
初めまして。

6月末からの不登校ということですが、とりあえずはご家庭として無難な対処が出来たのではないでしょうか。ここでいつものようにいくつか質問があります。

・部活はスポーツクラブなのでしょうか?それとも文化クラブなのでしょうか? >6月ごろから・・・・ついには週に一度ほど休み、6月末頃から学校に行けなくなりました
・学校に行けなくなった当初はどんなご様子でしたか?朝起きられないのか、起きて来ても行けないのか、そしてご本人はどの様に説明していたのでしょうか?
>以前より明るくなったくらいです
というのは、学校に通えていた時期よりも明るくなったと言う意味でしょうか?現在、精神的に苦しんでいるように見受けられますか?

最後に、お父様からご本人に直接、「なぜ学校に行けなくなったの?」と直接聞いてみることはできませんか?今はご家庭からのプレッシャーはなく、こころゆくまで休みが取れているのですから、学校の脅威、つまり登校しなければならないと言う差し迫った脅威は無いはずですね。ですから、休んでいていいと言うことを前提に、不登校の理由を聞くのは差し支えないのです。むしろ肝心要のことを聞かない方が不自然なくらいです。ご本人自身に理由が分からず答えられなくても、それが確認できるだけで大いに意味があります。 この際、お母様から又聞きで伝わって来たことは忘れて、改めてお父様から単刀直入に聞いてみてください。

お返事をお待ちしております。

へいパパ

早々のご返事ありがとうございます。

部活の件ですが、スポーツクラブです。子供が、小学生の頃から親しんだもので、自らの希望で選びました。当初は、「勉強とスポーツクラブの両立は難しい」と思い、私の方から少し検討するよう進めました。最終的には本人の意思で決めたものです。

クラブに関りだしたのは、実際には5月ごろからです。5月の中旬頃になると、早朝勉強と就学後のクラブで朝6時30分に出て行き、帰りは9時という毎日でした。6月に入って「勉強が大変、ついていけない」「朝も起きるのが辛い」というようになり、夜も寝付かれないようでした。

私は、「だめじゃないか!自分で決めたんだから頑張らなくっちゃ!」と発破をかけ、叱咤激励しました。今と思えばそれも悪かったのだと思います。

6月中旬に入り、「頭が痛い」と言い出し、「しょうがないから今日は休め」と返し、「明日は行くんだぞ」と怒りました。朝は起きてこれず、叩き起こし、不機嫌そうに30分以上かかって起き上がるような状態でした。 その頃は、本当に辛そうで「体が休む暇がないように感じました」家にいても不機嫌で、私たちと会話することも嫌いました。6月下旬になると、どうにもならなくなったようで、自ら起き上がることも出来ず、不登校となったのです。

現在は、私たちとも自ら進んで会話を求めるし、笑いも出てきました。本当は、「本人が今日から学校に行く」といっていたのですが、朝になって「だめでした」 ベットの上で、苦しんでいるようでした。以前の子供の様子が、見て取れました。その朝、本人に「どうして学校にいけないんだ」と聞くと「わからない」と答えました。今日タイミングを見て話し合ってみたいと思います。話し合うときの注意点があれば、ご教授いただけますでしょうか?

大門

へいパパ様、
>本人に「どうして学校にいけないんだ」と聞くと「わからない」と答えました。彼としては正直なところを答えているのだと思います。

ですから、
・学校関係
・クラスの友人関係
・部活関係
・部活の監督、上級生関係
・部活の友人関係
・家族家庭関係
・その他
こんな順で、「辛かったこと、負担になっていたこと」を、率直に聞いてください。共感的に聞いていくこと、大切なのはそれだけです。彼の返答をお知らせ下さい。

へいパパ

大門様 お返事ありがとうございます。

昨日の夜、大門様のいう通り、再度「学校にいけない理由」を聞いてみましたが、「わからない」という返事でした。 今朝、「大門様の言われたような内容を一日かけて考えておくように」頼んできました。 仕事から帰ってきたら聞くことにしました。 「朝、頭痛がするのもそれを考え、自分を分析することですっきりするかもしれない」と言っておきました。

今後のご指導お願いいたします。

大門

へいパパ様、
とにもかくにも父子で男同士の話が出来たことを喜びましょう。 ただ、学校にいけない訳というのは、ご本人がそれを胸の奥深くにしまい込んでしまった以上、いくら考えてもなかなか出てくることはありません。むしろ、考えれば考えるほど出てこないと言った方が正確だと思います。 ご本人とのコミュニケーションをこの際よりいっそう深めていただきたいと思います。 頑張って下さい。

へいパパ

大門様、お久しぶりです。 あれから、何とか学校にいけない理由を聞き出そうとしたのですが、本人からの考えは、伺えませんでした。

ただ、ここ2日ほど学校に行きました。 運動会と高校野球の応援でしたが、帰ってきてからも「精神的な落ち込みは感じませんでした」 しかし。今日の朝「学校に行くのが辛そうで、朝も寝起きが悪く」それでも何とか行きましたが、「行くのが嫌だ」といってました。

今後、夏休みに入り、補習授業や部活があますが、どのように対処したらいいのでしょうか? 今はなるべく、不登校については触れないようにして、普段のまま会話しています。

大門

へいパパ様、
>ここ2日ほど学校に行きました。運動会と高校野球の応援でしたが・・・良かったですね!いままでゆっくりと休ませた甲斐があったのではないでしょうか。授業や部活であれば無理だったと思うのですが、それでも学校に足を向けられたというのは大きな進歩ですから、良くやったと精一杯褒めてあげたいですね。

夏休みですが、ここで焦れば元の木阿弥ですから慎重に進める必要があります。ポイントは、登校の可否はご本人に判断させると言うことです。「夏休みの補講と部活をどうするかは君の判断に任せる。君の判断を親として尊重するから安心して欲しい。登校できそうだったらやってみなさい。でも、辛かったら無理してまで行く必要はない。行けたときは行けた理由を、行けなかったときは行けなかった理由を考えてごらん。それを時々でいいからお父さんとお母さんに知らせて欲しい」と伝えてください。

要は、夏休み中、登校のプレッシャーは絶対に与えないこと。本人の意志次第で登校する余地を残しておくこと。その登校の可否を不登校の理由を多少なりと考えさせる機会とすること。親とのコミュニケションの大切さを意識してもらうことなどです。このように運べば、授業に原因があるのか部活に原因があるのかその両方なのか、あるいはどちらでもなく他に原因が考えられるかなど、分かってくる可能性も出てきます。ご本人のストレスを減じながら、ご両親とご本人が一緒に不登校を考え本人が自分の気持ちを確かめる唯一の方法なのです。親としては夏休み中まるまる休ませて一向に構わないのだという覚悟を決めて当たってくださいね。

頑張って下さい。

へいパパ

大門様 お久しぶりです。
夏休みも終わりに近づき、今後の対応についてお伺いします。

本人は、夏休み中、ずぼらな過し方をしており、起きたい時に起き、寝たい時に寝る生活をしていました。時々、家内や私が、もう少し規則正しい生活をするよう進めますが、あまり効果なく来ています。ただ、友達と遊びに行ったり、家族で出かけたり、自宅では自分の行動についてはしっかり、私たちに伝えくれます。例えば「自分の部屋に行ってるよ。」とかです。

補習合宿も前日は行く気満々で、母親と足りないものをコンビ二まで買に行ったほどだったんですが、当日朝になると「落ち込み」が激しく、途中で帰ってきてしまいました。 その後、その日は部屋に閉じこもっていましたが、次の日には普段の態度に戻りました。 宿題も何も手をつけていないようで、子供の性格から「提出物を欠かす」ことの出来ない性格なので2学期になってもこのままではないかと心配しています。

学校にいけない原因は、はっきり本人から聞いたわけではないのですが、一学期最初のテストで、成績が思わしくなく、自信を無くしたのではないかと思います。

そうであるとしたら、どのように対処したらいいのでしょうか?

大門

へいパパ様、
何も進展はなかったようにお感じになるでしょうが、この夏休み、ご本人は十分にリラックスし、ご両親とも信頼関係を維持して過ごされたのですから、良かったのだと思いましょう。ただ、肝心な点、つまり不登校の原因が学校にあるのか、部活にあるのか、その他に原因があるのかについては、当初から推測が付かないという状況に変化はなかったことになりますね。

>学校にいけない原因は、はっきり本人から聞いたわけではないのですが、一学期最初のテストで、成績が思わしくなく、自信を無くしたのではないかと思います。 とのことですが、へいパパ様、これが原因で息子さんが不登校になったのではありません。こんな事ならご本人の努力で十分に埋め合わせが出来ますし、その努力が出来るお子さんではないですか。責任感も強いしまじめなお子さんだと感じますよ。意志だってけっして弱いとは思えません。抑圧型の不登校ですが、雪香さまのお子様と同じで、自分では解決できないこころの問題に苦しんでいるのです。そして同じように、その問題は心理カウンセリングで解決できると私は思いますよ。どうか専門家の手を借りることを真剣に考えて下さい。 「新学期から頑張って学校に行ってごらん。もし駄目だったら専門家のところへ一緒に行って相談してみよう」と言ってください。そう言って登校を促しても大丈夫ですからやってみて下さい。そうすれば登校できずにまたひどく苦しむでしょうから、ご本人にも「これは自分だけの力ではどうにもならない」ということが分かるかもしれません。そこを分からせるのがお父様の責任ですよ。 頑張って下さい。今まで正しい対処が出来てきたのです。自信を持って真正面から説得してください。 ご健闘を祈ります。

へいパパ

大門様、いつもお世話になります。
9月に入って、子供には学校にいけない理由を聞きながら(未だに「ただ面白くない」「なぜ面白くないかはわからない」)

「学校に行く努力をしてみなさい。朝は早く起きて、制服の袖に腕を通してみなさい。」と説得し、「行けない場合はカウンセラーに合いに行こう」といってます。 本人は、カウンセラーに合いに行くことを大変嫌がっていますが、無理にでも連れていこうと思います。頑張ってみます。

良いアドバイスがあったらお願いします。

大門

へいパパ様、
お子様の性格タイプによって、説得の仕方も複数あります。一般論を下記に書きますが、文字通り腕ずくで連れて行かなければならない場合もありますよ。私のところには、家族3~4人で無理矢理「運び込まれた」お子さんも何人かいました。その中には、私と話が出来るようになるまで3ヶ月近くかかった子もいるくらいです。 そんなことにならないようにするには、親子で何でも話し合える絆を築くことが不可欠ですが、嫌でも連れて行くという親の固い意志を示す必要もあるのです。説得が奏効するのを待つだけというような綺麗事では済まない場合が少なくありません。

それを前提に、息子さんのことを「おまえ」という形で書きます。

  • おまえは自分ひとりでは解決できない問題に直面している。
  • その問題を解決しようとすれば、専門家の助けを借りなければならない。お父さんもお母さんも学校の先生も、お医者さんでさえも、おまえの問題を解決することは出来ない。
  • 専門家の手を借りることは、ちっとも恥ずべき事ではない。大人でも多くの人が助けを借りて問題を解決し、仕事に復帰できるようになっている。
  • カウンセリングは誰かがおまえを支配するためにやるのではない。おまえがおまえ自身をコントロールし、おまえ自身の意志通りに行動できるようになるためにやるんだ。
  • カウンセラーの質問に答えておまえが自分自身を見出していくのがカウンセリングだ。助けを借りるけれども、山に登るのはおまえ自身だ。カウンセラーではない。
  • カウンセラーは教師ではない。おまえに説教なんかしない。おまえが登る山道の道しるべだ。山登りだから苦しいことも辛いと思うこともあるだろう。でも、普通の山登りがそうであるように、楽しい事でもあるんだ。自分自身を知るということは面白いことなんだ。
  • おまえが学校にまた行けるようになるかどうかなどという心配は、親として、もうしていない。おまえがこの山を乗り越えて元気になれるかどうかが心配だ。乗り越えさえすれば、おまえがどの様な道を歩もうとも心配はしない。おまえは人間として絶対に大丈夫だと信じている。

これくらいでしょうか。 へいパパ様、
ご健闘を祈ります。
ご自分の言葉にして語りかけてください。

へいパパ

大門様、お久しぶりです。
その後の子供の様子ですが、一度カウンセラーに行ったのですが

「病院に行くぐらいなら、学校に行く」と本人がいい。「お父さんもそれに越したことがない」といい。1週間に1日か2日ほど10月から学校に行くようになり、11月の中旬から、このままでは昇級できないことを本人が気にかけていて、今週は、火曜日から連日行っています。しかし、未だに原因はわかりません。私もその件については触れずに、学校に行くのが辛そうに、していますが、見守っている次第です。 通学までの定期券も本人の希望で買いました。

このまま様子を見たほうがいいのでしょうか?

大門

へいパパ様、
お久しぶりです。前回のお便りから2ヶ月強が経ったところでしょうか。 どうもお便りの感じがすっかり変わってしまって、「へいママ」様か何かのように感じるのですが、万が一そうであれば一向に構いませんので、堂々と名乗ってご投稿いただければと思います。>学校に行くのが辛そうに、していますが、見守っている次第です とのことですが、ひとつ確認です。家庭内ではお父様もお母様も登校へのプレッシャーはひとかけらもかけていませんね? もしそうなら、それでいいと思います。しばらく様子を見守って、またか気にかかる点が出てきましたらご相談下さい。

頑張って下さい。

へいパパ

大変ご無沙汰しています。前回11月17日の書き込みは、私です。自分で、少し落ち着いたせいか、多少文面が変わったのかもしれません。現在、子供は嫌々ながら学校に行っています。朝夕と母親が駅まで送迎えしながらですが。朝はやっぱり起きるのが遅く、電車にぎりぎりで乗っていきます。親としてもこのまま何とか行ってくれればと思い、どうしても学校に行くことを強要してしまいます。ただ、「いやならやめても良いんだ」とは常に伝えています。子供は「学校に行きたくない。勉強なんかしたくない。」といってはいますが、それでも何とか行っています。学校での様子は、母親が言うには、自宅とは別人のようにニコニコしているそうです。 きっと「気」を使っているのでしょう。

未だ本当の理由はわかりませんが、勉強についていけなくて自分自身を見失ったのも原因のひとつではないかと思われる節があります。それは、「学力試験を受けたくない。やってもわからないから。」 宿題を私に手伝ってと言いながら、「ぜんぜん解らない。」「どうだっていいや。」なんて呟いています。私から「中学まで教わっていた(子供が信頼していた)塾の先生に教わってみるか。」というと「どうでもいい。」という答えでした。

私本心では、このまま何とか進級し、2年生になればクラスも変わるし、変化がみられればと思っています。今はこんな状況です。大門様に何かいいアドバイスをいただけたらと思っています。

大門

へいパパ様、
息子さんに引き続き積極的に関わっていらっしゃるご様子に共感します。 現在の状況ですが、一言で言って、あんまり芳しいとは言えませんね。 6月末に完全にダウンしてから、経過としては、夏休みと9月いっぱいは理想的な形で休ませることが出来、その甲斐あって10月から何とか学校復帰したかたちになっている訳ですが、また徐々にストレスを溜めてきているように思います。十分な休養の余力で、いま持ちこたえているのではないでしょうか。 >学校での様子は、母親が言うには、自宅とは別人のようにニコニコしているそうです これは実際に登校してしまえばその時点で学校モードに入れることを表しているのですが、だからといって、心理的に健全な状態で過ごしているのではありません。 >きっと「気」を使っているのでしょう。 と、お父様が仰るとおりで、帰宅すればドット疲れが出る、こういう日が続けばまたダウンしてしまいかねない、というところが彼の状態だと思います。 もともと神経質だった息子さんが進学校にすすみ、部活と勉強(学校)と宿題で、早朝から深夜まで頑張ってしまったのが過重な努力だった、ということは確かだと思います。 この意味でストレス障害であることは間違いないと思いますが、何か心理的な打撃を被って、それを抑圧してしまったために、十分な休養を取っても、完全に元気にはなれないと言うことではないでしょうか。 一度はカウンセリングに行ってみて、カウンセリングを受けるくらいなら学校に行く、と言って登校を始めたというのも、抑圧型不登校の特徴ですからね。 それにしても、こういう形でしか役に立たないカウンセリングでは本当にどうしようもないですよね~。せっかく訪ねてくれたのですから、クライアント(息子さん)のこころをグッと掴める力がないとカウンセラーの資格がないんですけどね。 とにかくカウンセリングは当面受け付けないのでしょうから、ここはストレスを軽減する方向で支えていく他はないと思うのです。 ともかくも勉強の遅れがあることは間違いないでしょうし、それがストレスになっていることも確かですから、勉強面で強力なサポート体制をとると言う意味で、家庭教師をつけることには賛成です。 この場合、現在彼が持っている余力は極めて限られているわけですから、彼がもともと得意だった科目に絞って力をそこに集中するというやり方がいいと思います。それが数学であれば、少なくとも数学だけは追いつけるでしょうし、目に見える形で点数も上げられると思うのです。こうして何か1科目でもみんなに引けを取らない科目を作ってから、次の科目、例えば英語を強化すると言う順序で学業面での挽回をはかれればと思います。 それにしても様子をよく見ていて、ストレスが高じてきたなと感じれば早め早めに休ませていくことが必要です。こうした方策自体が彼を疲れさせるだけと言うこともあり得るのですから、細心の注意が必要ですね。 こう書いてきて、やはり息子さんに過酷なお勧めをしているような気がします。 彼がとても追いついていけないと感じているなら、今の高校に拘泥しないで転校させるというのも選択肢ですよ。 あと2年あまり、この状況で無理を続けさせて高校を卒業し、仮に大学に受かったとしても、大学に通えない、卒業できない、そればかりか引きこもってしまった、と言うのでは何をかいわんやですからね。 実際にこういうことが少なくないのです。 判断が難しいところです。 私の意見を参考にしていただいて、賢い判断をしてください。 いつも応援しています。

本人からの相談

今は死を考えています中2女子

静香

初めまして、長いですが良かったら読んでください。 こんにちは。私は静香って言う中2の女です。 私は前までちゃんと学校に行っていました。(中2の一学期の最後ら辺から) でも、クラスの、仲が良かった女の子にシカトされてから(シカトされた原因は分かりません)保健室に行くようになりました。私は仲の良い友達だった人とはクラスが離れてしまったので、友達がいなくなりました。私には他のクラスの友達が3人います。その中の1人は私の親友です。 その子は私と知り合いじゃなかった時はメンドクサイと言ってあまり学校へは来ませんでした。でも、メールするようになってからは良く学校へ来るようになりました。その子はとても周りに気を使う子で、人気があって、優しくて、嫌な所は一つもありませんでした。 その子は親友と呼べるし、ホントに大好きです。私は親が厳しくて、病気でも学校を休ませてはくれません。

ちなみに父親は元ヤクザなのでとてもかないません。もちろん早退すると怒られます。だから私は、そんな生活に耐えられずに家出をしてしまいました。不良の友達の家に泊まらせてもらい、お世話になりました。でも友達の親が両親に電話しなさいと言ったので、私は親に電話をかけました。親(母親)がお父さんには言わないから帰ってきなさいと言い、そのときは安心しました。 でも私が家出した理由は「学校へ行きたくない」と言う理由でした。だから電話で「学校に行かなくていいなら帰る」と言ったら「わかったから帰って来なさい」といわれ、帰りました。私は以前から中学生向け雑誌のモデルをやっていて学校では結構有名だったのですが、この事件があってからモデルをやめる事になりました。学校でもその事が伝わり、白い目で見られるようになりました。 でも、学校へは行っていないので「別にいいや」と思い、その事はシカトしました。夏休みに入ってから夜中に突然メールが来て「俺はT中学のN(中三の男)だけど、今から遊ばない?」って言われました。T中のNは結構有名なワルで、Nも父親がヤクザで薬とかやってるよぅな奴なんです。だけど、なんとなくワルに憧れていた私は「明日の昼からならいいよ」と言いました。 そして、Nは3人で来て私は1人で行きました。話したら結構良いやつで、その日から結構つるむようになって(ちゃんと門限までには帰ってます)だんだん門限が嫌になってしまい、また家出をしてしまいました。そのときは花火をやっていて通報されて警察につかまり、家に帰ったのですが、母は父に言ってなくてその時は助かりました。だけどまた家出がしたくなり捕まった3時間後にはNの家に集合と言う事でまた家出しました。

その時の母親はもぅシカト状態で捜しませんでした。 そして家出から一週間ほどして、その日は雨でした。Nの友達の力也さん(中三の男)と永井先輩(中三の男)と盛川先輩(中三の男)と無免バイクで旅行(?)に行きました。その日は雨で家の風呂に入りたくなって家出はやめました。こっそり家に入ってお風呂に入って新しい服に着替えようとしたら…お母さんが起きてしまい家出はやめました。 それから数日がたってRさんが家出したくなったら俺の家来いよって行っていたので、行きました。もちろん親友のメグミも一緒に。そしたらメグミは力也さんと付き合うようになって…。私はその場にいずらくなり、家出をやめました。それがつい最近の8/15です。 ついにこの時は父にバレてしまい、ボコボコにされました。(ホントに死ぬくらい)こんな私ですが、今は死を考えています。父が大嫌いな私です。どうしたらいいか早めに返事を下さい。

大門

静香さん、
あなたは「永遠」と言うことについて考えた事がありますか?永遠というのは一瞬一瞬がどこまでも続いていくのではないよ。時間というのがないのが「永遠」です。 もしその「永遠」に苦しいまんま落ちたらどうなるでしょう。このことを「地獄」と言います。 静香さん、決して死んではいけない。

僕は、若いとき、「自殺しようとしている人を止めるなんてとんでもない。誰にもそんな事をする権利なんかない」と思っていました。それなのに、死ぬのが本当に怖かった。死ぬことを考えると恐ろしくて歯をカチカチ鳴らしながら泣いたことが何度もあります。 今は自殺しようとしている人がいたら必ず止めます。必要なら縛り付けてでも殴りつけてでも止めます。理由なんかわかりません。ただ、「自殺する人を止めずにそのまま自殺させる権利なんか誰にもない」と感じるのです。その権利があるのは神様だけです。だからなのか、この歳になってやっと死ぬことがそんなに怖く感じなくなりました。

静香さん、あなたはメグミさんが自殺しようとしたら止めないのですか?あなたの目の前で睡眠薬をぼりぼりガリガリ食べ始めたら止めませんか? 止めるでしょう。 それなのになぜ、自分には自分を殺す権利があると思うのですか?

僕の人生にも人並みに苦しいこと辛いことがありました。でも何とか耐えて生きてきて思うのは、神様がOKしてくれないと人は死なないと言うことです。 自分で自分を殺しさえしなければ、人はだれでも死んで神様のところに帰ることができると信じています。どんな悪党でもどんな人殺しでもね。 でも自殺したら神様は許してくれないと言うことが最近わかりました。理由なんて説明できることではないけれど、「神様のいない永遠」というのが「地獄」のことなんだと分かったのです。

学校へ行きたくなかったら行かなくていいと思います。 どうしようもなかったら家出してもいいでしょう。 世間で不良とか非行少年とか言われている男友達とつき合うのも構わないと思います。あなたが友達だと思うならそんなに悪い子達だとは僕には思えません。 ただお母さんに心配をかけてはいけないよ。 自分が無事にやっていることをお母さんにはいつも知らせてあげないとね。

それからお父さんのことについて。いくらあなたがお父さんのこと大嫌いでも、あなたのお父さんはあなたを愛していると思います。 僕は、自分の子供を愛せない親を実際に知っています。 あなたのお父さんがもし静香さんを愛していなかったら、どうして無理矢理学校に通わせるでしょう。どうしてそんなにも怒って暴力をふるうでしょう。 元やくざだろうとなんだろうと、あなたのお父さんにはあなたに対する愛があることが痛いほど分かります。

静香さん、心が安まる居場所がどこにもないというあなたの苦しみは良くわかりますとも。どんなにか辛いことだろう。どんなにか暗い心の闇(ヤミ)を歩いていることだろう。どんなにか寂しいだろう。 でも本当の居場所というのは、心の中にしかないよ。誰だって。 自分自身のいいところ、可愛いところ、健気(けなげ)なところをちゃんと見つけて、それを自分の心の中にしっかりと植えてごらん。そしてその場所をいつも見つめてごらん。 あなたのことを誰が何と悪く言おうと、そんな声の通りの自分になってはいけない。 本当の自分を植えた心のその場所があなたの本当の居場所だよ。本当の自分がいるところだから。そこが神様の心とつながっていることがやがて分かります。

あなたの心が光に輝きますように、心から祈っています。

乗り越えました!高2女子

まめ

初めましての人の方が多いと思いますが、こんにちは。 ちょうど2年くらい前、ここでよく相談に乗っていただいていたまめといいます。過去ログに残っているので同じ境遇で悩んでいる人がいたら参考にしてくれれば嬉しいです。

私は入学した高校、クラスになじめず、学校が始まってから10月くらいまで保健室登校をしていました。受験して、第一志望の高校入れたのもあって、なんとかここでやっていきたい!!と思う一方、我慢できない辛さの方が勝ってしまい、ずるずると過ごしていくうちに「留年」という宣告がされてしまいました。頑張ってきたのにトカ何で?トカいう疑問ばっかり当事はあったけど、これが社会なんだよなとか思ったりもしました。それで次の年度をどう始めていくかを考えた末、再受験をする選択を選びました。今までの自分を知らない所へ行って、もう一度新しく1からやり直そうと思ったんです。

あれから1年、何回も折れそうになりましたが、私にとってとても恵まれた環境に溶け込めることができました。毎日が充実しています。留年を言われたときは、大げさかもしれないけど、こんな楽しい日々が送れるなんて思っていませんでした。すべてがうつになって何にも考えらんなかったです。全くゼロに戻して始めることを決めたときはどうなるんだろう、またダメだろうとか弱気も弱気な気持ちでした。最初こそ少しつまづいたものの、なんとか這い上がり、おかげ様で1年遅れてはいますが進級することができました。

私もこう書いてはいるものの、やっぱり学校ってあんまり好きじゃありません。悩むことばっかりで、疲れてしまいます。でも、その中にも楽しいことってあるんです。踏み出すこと、すごく勇気がいるし、私なんか臆病だから怖かったです。でも、あきらめずに頑張れば必ず策は見つかるはずです。まだまだ心はぜんぜん強くないからいつプツンと切れてしまうか怖いけど、もう少し頑張ってみようって思っています♪

大門

まめさん!
お久しぶり!
元気そうなお便りを読んで涙が出るくらい喜んでいます。 2年前のあの深刻な状況からすると、考えられないような嬉しい展開になりましたね~! ここに来ている皆さん、特に高校生の皆さんに、まめさんのドラマを参考にしてもらうために、今までの相談内容をざっとまとめます。

No.1364~1400
初投稿は「ゆき」の名前だったんだけど、高1で休みがちから完全不登校になって、そろそろ単位が気にかかりだした頃でしたね。

No.1491~1509
この辺りは異常な努力を振り絞っての保健室登校の時代でしたね。でも、危ない科目は教室で受けて、進級に可能性をつなぎました。

No.1529~1538
ここで学校側の態度変化があって留年を宣告される事態になりました。

まめさん、
>こう書いてはいるものの、やっぱり学校ってあんまり好きじゃありません。 そうやって自分の気持ちを素直に確かめられることが大切だと思います。 >まだまだ心はぜんぜん強くないからいつプツンと切れてしまうか怖いけど、もう少し頑張ってみようって思っています♪

そうですね、自分の出来ることを出来るだけやっていけばいいんだと開き直りましょうね。 >踏み出すこと、すごく勇気がいるし、私なんか臆病だから怖かったです そう、まめさんは、恐かったけど勇気を持って既に踏み出すことが出来た人です。 >あきらめずに頑張れば必ず策は見つかるはずです そう、まめさんは、あきらめずに頑張って既に策を見つけた人です。

自分自身の内側をしっかりと見つめて、自分が乗り越えてきたものを信じてください。あきらめても仕方のない様な山を君は乗り越えて来たのです。 静かに自分の力を信じてください。

勇気と希望を見せてくれてどうも有り難う。 いつも応援しています。

成績でその人の未来が変わるんですか?専門学校生

リュウキ

こんばんは。はじめまして。 文章へたなりにちょっとご相談が…。 皆さん私はとある、専門学校の学生です。

話したいことがやまのようにあるのですが、一つだけにしぼります。 今、私はとてもいいにくい大きな夢をいだいています。 その、夢を親に一度は話しました。 だけど親は「そうか」って納得するどころか馬鹿にしたような口長で「あんたなんか一生スーパーのレジうち(職業)」だって。 見境なしにいいました。

あまりにもひどい言葉だったからショックでした。とてもいやな思いをしました。 でもいわれても仕方のないことでした。

専門学校へ入る間の小.中.高校のときあまりにも成績がわるかったからです。ひきこもりもありますけど。 そこで疑問に思ったことがあるんです

ちょっと、質問してもいいですか? 成績でその人の未来が変わるんですか? テストで人生が決まるんですか? 学歴で会社の差が決まるんですか? と。・・・

なんだか質問と夢の話がごちゃごちゃになってしまいましたが。 そのことが気になってさ… どちらも正しくないような気がしますけど、実際のところはどうなんでしょう? 教えてください…

あゆみ

初めまして。 ウチはまだ中学生なので本当のとこはよくわかんないのですが。

でも、リュウキサンが一番やりたいことなのですよね?その、大きな夢は。 たとえ成績が悪くても、テストが悪くても学歴がなくても、そんなのは関係ないと思います!!!!

自分の夢は自分の夢!
自分の人生は自分もの!

一度きりしかない人生や大きな夢をテストの点数や学歴などで決めてはいけないと思います!!!! だからリュウキさんは自分の思った道を歩んでいけばいいと思います! あんまアドバイスになってなくてゴメンナサイ;;

大門

リュウキ君、
成績でその人の未来が変わる?テストで人生が決まる?学歴で会社の差が決まる?そんなことありっこないでしょ。エジソンだってアインシュタインだって落ちこぼれだったんだよ。不登校だったんだよ。成績も悪かったんだよ。大切なのは自分を信じることだよ。自分の夢を信じることだよ。自分の希望を信じることだよ。強く強く、かたくかたく信じること。 神様はその人に出来る夢しか与えないよ。その人に実現できる希望しかくれないよ。あなたがその夢を持ちその希望を持ったと言うことは、あなたがそれを実現できるからだよ。

お母さんのことは許してあげなさい。 人は誰でも自分で思っていることとはかけ離れたことを言ってしまう事があります。

僕は、自殺未遂をした男の子の話を聞いたことがあります。その子のお母さんは、その子が意識を取り戻したときに、「全くあんたは家族の恥だね」と言ったそうです。ひどい言葉です。

でも本当にひどいお母さんだろうか。お母さんはきっとその子を病院に担ぎ込んで、愛するものを失ってしまう恐怖に苦しんだのです。生き返った我が子に怒りがこみ上げて来たに違いないのです。人の心は単純じゃないよ。口に出てきた言葉だけで人の心は判断できない。お母さんのことは許してあげなさい。

あなたが夢と希望を実現するためにまっしぐらに努力することを、そしてその力があることを僕は知っています。 頑張れ!

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